腱は筋肉と骨をつないでいるものです。
そのつなぎ目の腱を筋肉が過度に引っ張ると腱が痛んでしまうことがあります。
腱に小さな断裂ができてしまうのです。
それによって炎症が起きてしまうわけです。
炎症とはなんでしょうか?
炎症とは防御反応です。
何に対する防御反応かと申しますと…
アレルギーに対する防御反応
外部からの原因 例えば凍傷・火傷・怪我など
化学反応による原因 例・強酸あるいは強アルカリなどを誤ってかぶってしまう
感染症に対する防御反応
があります。
炎症が起こると体はどうなるのでしょうか?
- 発赤
- 熱感
- 疼痛
- 腫脹
- 機能障害
以上を炎症の5大徴候といいます。
発赤と熱感はどのように発生するかと申しますと、炎症が起こると炎症が起きた箇所の血管が拡張されます。
それによって血流の増加が起き、発赤と熱感が発生するのです。
そして、血管の透過性が亢進されます。
血管の透過性とはなんでしょうか?
管、というと水漏れなどはない、というのが一般的なイメージですが、人体の血管はその限りではありません。
血管は、水分や低分子物質は普段からその壁を通り抜けています。
血管の透過性とは、血管から物質がどの程度通り抜けるか、ということです。
そして炎症が起こると血管の透過性が亢進されます。
普段透過されない白血球が透過され、血漿(血液の液体部分の総称で血液の55%を占めています。その役割のひとつに血液凝固があります。)
要は、感染症などの時の為に、白血球が集まり、病原体を広げないように凝血が起こる為に腫脹が起こるわけです。
疼痛は体に異常が起きたことを警告してくれます。
上記の発赤・熱感・疼痛・腫脹によって機能障害が起こります。
機能障害とは、例えば体が動かしにくくなるなどです。
発赤・熱感・疼痛・腫脹によって肉芽が形成されることにより機能障害が起こることもあります。
腱炎はどこに起こるのでしょうか?
踵・肩・肘・膝などです。
使いすぎ症候群は腱炎以外に何があるでしょうか?
離断性骨軟骨炎
使いすぎた関節の軟骨が剥がれて分離してしまうことです。
関節ねずみともいいます。
軟骨の摩耗・断裂
使いすぎにより起こることがあります。