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乳酸菌とは違う筋肉疲労を回復させる乳酸

乳酸菌とはなにかというと、糖を分解して乳酸を生産することでエネルギーをつくる細菌の総称です。乳酸菌には多くの種類があります。

乳酸菌はチーズやバターなどの乳製品製造の過程において利用されています。

乳酸菌は我々の健康に深い関わりがあります。特に注目すべきは腸内の乳酸菌です。乳酸菌には腸内細菌のバランスを回復する便秘や下痢や整腸作用の症状改善する作用があります。に加えて免疫増強作用・発ガン抑制作用・コレステロール抑制作用等がある」 と言うことが常識となっています。

上記以外にも、コレステロールを抑制する作用や免疫を増強する作用や発ガンを抑制する作用などがあります。

乳酸菌とは菌がしめす通り生物ですが、乳酸は生物ではありません。

それでは乳酸とはなんでしょうか?

乳酸とは、我々が運動をする時にグリコーゲンやブドウ糖などが使われますが、その際に生成されるものです。
かつては、筋肉が疲労する状態の時乳酸が増えている、という事実を元に乳酸が増えるから筋肉痛が起こる、すなわち乳酸が筋肉痛の原因である、と思われていました。

現在では、乳酸は筋肉疲労を回復させる物質として認識されています。
遅発性筋肉痛は伸長性収縮時に最も起きやすい、とされています。

どういうことかと申しますと、伸長性収縮が筋肉を使うことによって引き起こされる微細損傷を他の筋肉の収縮よりも多く出すからです。

伸長性収縮とはなんでしょうか?

伸長性収縮とは、骨格筋の収縮のひとつです。
骨格筋の収縮は短縮性収縮・等尺性収縮・伸張性収縮の3種です。
それぞれを手に重い物を持って肘を曲げ伸ばしする運動でご説明致しましょう。

伸ばした肘を曲げていくと、上腕二頭筋、いわゆるちからこぶが収縮しますが曲げるにつれその筋肉は短くなっていきます。
これが短縮性収縮です。

例えば、肘を90度に曲げたまま、その90度の角度を保つ時、上腕二頭筋が収縮しますが長さは変わりません。
これが等尺性収縮です。

肘を充分曲げた状態で、重さに耐えながら曲げた肘を伸ばしていく時、上腕二頭筋が収縮しますが長くなっていきます。
これが伸張性収縮です。

筋肉を使いすぎると筋肉痛になりますが、筋肉痛以外におこることはあるのでしょうか?

現代医学ではそれを使いすぎ症候群といいます。
症候群とはなんでしょうか?
病気についていえば、ある原因が引き起こす身体的かつ精神的な症状のことです。
使いすぎ症候群にはいくつかの種類があります。

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